98.7.9
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よしのは愛好家としてはひな鳥なので、本業は不可能密室犯罪マニアであるストラングル・成田さんの頁および、数々のグレートな企画を展開しているNO NAMEさんの頁を訪問なさることを強く推奨いたします☆ またエクセレントな著作リストを発表なさっている久留さんのTOMEPAGEも山風ファンならブックマークです。
「じゅ」さんと、掲示板でおなじみ「みも」さんにレビューをいただきやした。ありがとうございます☆なおも山風レビュー大募集中! 特に稀覯本所蔵の方にはもはや義務かって気もしますが、既に出ている奴でもいろんな読み方並べるのもたのしいものだしよろしくお願いしますです☆
最近更新ぶっさぼってるよしのです。どーも手近な図書館の本読みつくして、新ネタがきびちいい・・・
☆☆☆・・・本読みなら読まずに死ねない大傑作 |
☆☆・・・・よしの一押しの傑作 |
☆・・・・・すごいわけぢゃないがいい味出てます |
『くノ一忍法帖』の名を冠しながら中身「柳生忍法帖」の謎映画です。予告ビラに堀一族の女に忍びの血がめざめるうううって書いてあるけどなんだああああ
というわけで、試写会見にいったのですが、低予算映画の悲しさ、冒頭の東慶寺のシーンのセットのしょぼさに泣き、十兵衛様(愛)ぢゃ全然ないよおおおと泣き、このいきなり謎の術つかい入ってる千姫は何者だあああと叫び、おゆらはもっと大美人を呼んでこいいいと吠えというかんじですが、なんでだか堀一族に忍びの血が流れているということになってて、んで危急の際にはなんか忍びの血が目覚めて怪しく忍法炸裂・・・(汗)。くノ一なんで、何人か死んじゃいますが、しかし山風ではないので全員死にません。(笑)
まあ二時間弱で沢庵の弟子僧とかこの予算で雪の会津ロケなんて無理なんで、その無理をなんとかうまいこと詰め込んだというあたりは、すごく頑張ってると言ってよいかも。監督の挨拶では、子供の頃はまった漫画とか、最近の香港映画とか、昔の
マカロニウエスタンとか、いろいろ突っ込んでみたとのことでした。千絵の森山祐子という人は、斯界では有名な特撮戦うおねいさんらしいのですが、アクション・シーンかっこよかったです。ほかの山風忍法帖映画化するときは、是非またくノ一やってほしいっす。
山風には絶対書けない「忍法乳波動」(詳細はネタばれにつきナイショっ)、すごかったです(あらゆる意味において)。東京では中野武蔵野ホールで7.11〜一週間夜9時からのいろいろイベントつきレイトショー公開。その他地方の方はビデオ屋にて待て!