□年齢/性別/婚姻状況での差
(2000年に東京で有職者対象に行われた調査。いずれも中央値。『ケータイ学入門』(岡田&松田:2002)より)
初対面の人にどの連絡先を教えるか
プライベートな場面で初対面の人に教える連絡先 |
| 男性 | 女性 |
20代 | 携帯電話 82.5% | 携帯電話 65.0% |
30代 | 会社電話 52.5% | 自宅電話 52.5% |
40代 | 自宅電話 56.0% | 自宅電話 68.0% |
50代 | 自宅電話 56.0% | 自宅電話 64.0% |
初対面の人に教える連絡先(20代後半〜30代前半のみ) |
| 男性 | 女性 |
独身 | 携帯電話 83.3% | 携帯電話 40.9% |
既婚 | 携帯電話 51.9% | 携帯電話 48.1% |
番通選択
番通選択をしない/わからない人 |
| 男性 | 女性 |
20代 | 37.5% | 37.5% |
30代 | 57.5% | 72.5% |
40代 | 64.0% | 84.0% |
50代 | 80.0% | 80.0% |
番通選択をしない/わからない人(20代後半〜30代前半のみ) |
| 男性 | 女性 |
独身 | 44.4% | 40.9% |
既婚 | 40.9% | 74.1% |
携帯のアドレス帳登録数
普段携帯電話で連絡をとる相手は、各群で5、6人〜10人と差は少ないが、20代男性は35人、20代女性は40人に対して、30代の男女は20人以下、40代、50代は10人前後と大きく差が出る。
既婚未婚の区別では、独身者が登録者数、連絡をとる相手ともに多い。
□まとめ
属性別では、独身男性が一番のヘビーユーザー。
自宅にいても、携帯電話でやりとりする場合が多い。
・独身者にとっての携帯電話:「パーソナルフォン(個人専用電話)」
自分で携帯電話を取得。携帯で連絡をとる場合が多いが、番通選択も多い。
#女性は自宅電話と使い分けが男性よりも多い。
・既婚男性にとっての携帯電話:「モバイルフォン(移動電話)」
「仕事でもたされている」人が3割。
仕事+家族の連絡。
・既婚女性(有職)にとっての携帯電話:「プライベートフォン(私的電話)」
既婚男性に比べて仕事関係の電話が少なく、友人・知人との連絡が中心。
性差/年齢差/既婚・独身での違い
・メディア・リテラシーの違い+それぞれが置かれている人間関係のあり方の違い。
「番通選択」で、「出なくてもいい」と判断できる関係性、あるいは「出たくない」と判断できる場面が多いか少ないか。
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